くぼさんのとうふ

くぼさんのコラム

第1回 〜私がこだわり豆腐作りを始めたきっかけ〜
第2回 〜ナカセンナリ大豆に惚れ込んで〜
第3回 〜漬物と付物〜
第4回 〜お茶事情〜
第5回 〜磯焼けを海中林に〜
第6回 〜食用油について〜
第7回 〜劣化競争〜
第8回 〜安全と安心〜
第9回 〜里山と里海〜
第10回 〜山地牛乳〜
第11回 〜良い食品博覧会〜
第12回 〜食育〜
第13回 〜民芸〜
第14回 〜玉子とうふに一考〜
第15回 〜碁石茶〜
第16回 〜讃岐うどん今昔〜
第17回 〜チョコレート〜
第18回 〜梅干し〜




第4回 〜お茶事情〜

今、急須のない家庭があるらしい。
若い人に聞くとこれが以外に多くて、何故かと聞くと、まずは面倒、茶ガラがゴミになるとか…。

面倒だから食事の時にペットボトルのお茶が置かれる。
色々な会合、会議にもほとんどペットボトルのお茶が出される。

あの手この手のコマーシャルで、またいかにも本物のようなキャッチコピーで、ペットボトルのお茶はウォータービジネスを盛り上げる。
しかし、すべての飲物の元になる水のお値段はというと、各市町村の水道料金換算では、1リットルの水が25銭から高くても50銭までなんですね。
ところがなんと400倍から500倍の1リットル120円位で売られている。

何気なく買っているが、ぜいたくの極みである。

それから茶飲料で気になるのが原材料表示の中でのビタミンC、酸化防止剤(Lアスコルビン酸)ですが、退色防止の役もするらしくメーカーにとっては大変便利でありがたい添加物なんです。
ビタミンCと表示されると何か栄養分のような良いイメージを消費者は持ってしまいますので、わかりやすい誠実な表示にしてもらいたいものです。

最近では清涼飲料水に変わってお茶がよく飲まれるようになり、これはこれで良かったのですが、肝心のお茶の葉が売れない。
せっかく日本に生まれても新茶の美味しさや香りの良さ等知らずに大人になる。
情緒的にどう育つんだろうと、最近の事件等を見てると心配になる。
幼い頃の味とか香りの記憶は大事だと思いますので、まずは食育の一環として家庭に急須をお願いします。
それからお茶選びですが、茶葉は洗えないからやはり無農薬かそれに近い物を選びたい物です。
無農薬のお茶は高価ですが、ペットボトルのお茶ほどは高くなく安全美味で香りの良いお茶が頂けます。

日常飲むのは煎じたお茶、ペットボトルのお茶は非日常の飲物でいいと思いますがいかがでしょうか。